海外勢による「失望の円買い」に注意=外為どっとコム総研 石川久美子

下値模索
ドル/円相場は先週半ば以降、20日移動平均線に上値を押さえられ、下値を切り下げる展開となっている。
本日は材料難ではあるが、朝に発表された日本の2013年第4四半期国内総生産(GDP)・一次速報が市場予想を大きく下回ったことを欧州勢が蒸し返せば、再度円買いが進む可能性がある。また、欧州株が冴えない動きとなれば、やはり下押し圧力が掛かりやすい。米国市場が祝日とはいえ、101円ちょうど前後あたりまでの下げは警戒しておくべきだろう。

なお、明日に関しては、日銀金融政策決定会合および黒田日銀総裁の記者会見には注意したい。
日本勢は概ね目新しい決定や示唆はないと見ているものの、海外勢については、4月の消費増税のタイミングで何らかの追加緩和策を打ち出すことを示唆するのでは、との期待も一定程度ある模様。何も決定がなければ、こうした思惑の反動でさらに円買いが進み、4日安値100.754円を試すことも、可能性としては否定できない。