どちらに転んでも…!?

ようやく反発…
※ご注意:予想期間は2月19日と表示されていますが、本日(18日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。

事前予想を大きく下回った本邦GDPを背景にリスク回避の円買いが進行したドル円でしたが、その後はジワリジワリと買い戻されました。100日移動平均線に支えられたこともありますが、日銀金融政策決定会合を控えた利益確定の円売りが幅広い通貨に対して入ったからです。米国市場休場で動意が乏しい中で102円に向けて動き出したドル円は、先週末終値を上回って(101.90円)昨日の取引を終えています。

一方で米景気の先行き懸念は根強く、上値に重く圧し掛かっています。このため日が明けてから越えたものの、昨日段階では102円回復を示現することはできませんでした。
現状維持なら反落に注意だが…?
こうした中で本日のポイントは、やはり日銀金融政策決定会合およびその後の黒田日銀総裁の記者会見と見られるところです。

事前予想は“現状維持”となっており、前回会合後に言及した“景気・物価への強気姿勢”も大きく変えないとの可能性が指摘されています。昨日の反発の大部分が“追加緩和への期待感”であることを考えると、「現状維持なら反落に注意」ということになります。
それでも“下値は堅く”“上値追いの準備中”…!?
しかしながら昨日の本邦GDPは事前予想を下回り、物価動向を示すGDPデフレーターのマイナス幅は拡大しています。これは“デフレ再燃”が意識されやすい状況を示すものであり、仮に“見送り”であっても“早期には実施”との思惑が台頭する可能性は拭えません。「2週連続の大雪」という景気下押し要因も加わった直後であることも、景気に配慮した発言を促す可能性が残ります。

テクニカル的な節目(日足・一目均衡表先行スパン下限/100日移動平均線)で下値が支えられた直後であります。どちらの結果であるにしても、“下値は堅く”“上値追いの準備中”といった展開を想定したいところです。
ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:102.969(日足・一目均衡表基準線、1/31高値、大台)
上値4:102.695(2/10-12高値、ピボットハイブレイクアウト)
上値3:102.320(20日移動平均線、ピボット2ndレジスタンス
上値2:102.130(ピボット1stレジスタンス)
上値1:101.982(2/17高値、大台)
前営業日終値:101.904
下値1:101.531(日足・一目均衡表先行スパン下限、ピボット1stサポート、2/4~2/11の61.8%押し水準)
下値2:101.385(100日移動平均線、2/17安値)
下値3:101.243(2/6安値)
下値4:101.157(大台、ピボット2ndサポート)
下値5:101.000(大台)

※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔マーケット・チェック15分Webセミナー〕にて公開。

11:34 ドル円 抵抗・支持ライン追加