午後:債券サマリー 先物は小幅高、日銀会合への反応は限定的

 18日の債券市場では、先物中心限月3月限は小幅高。日銀金融政策決定会合の結果を受け、株式市場は大幅高となり円安が進んだが、債券市場の反応は限定的だった。
 後場の先物は144円89銭でスタートし、一時145円01銭まで上昇した。日銀会合の結果は「金融政策は現状維持」であり、「予想の範囲内」(市場関係者)との見方が出ていた。成長分野への融資を増やした金融機関へ低金利でお金を貸し出す「貸出支援基金制度」の規模を2倍にするという内容には、「景気への影響は限定的。金融機関に向かうお金は債券買いの資金となる」(同)との見方から、株高のなか債券売りを抑える要因に働いた。「本格的な追加金融緩和は年半ば頃では(同)との声も出ている。
 この日の先物3月限は144円86銭で始まり、高値は145円01銭、安値は144円82銭、終値は前日比2銭高の144円92銭。出来高は3兆742億円。10年債の利回りは前日比変わらずの 0.600%、20年債は同0.005%上昇の1.455%、30年債は同0.05%上昇の1.620%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)