<動意株・19日>(前引け)=図書印、アルテック、ニチリン

 図書印刷<7913.T>=大幅高で3日続伸。全体軟調相場の間隙を縫って材料株特有の足の軽さをみせている。14年3月期経常利益は7億8000万円と前期比11.3%減の見込みだが、退職給付金の一部を確定拠出型年金に移行したことによる特別利益計上で最終利益は前期比2.8倍の5億5000万円と膨らむ見通し。株価は1月28日の昨年来高値498円払拭を意識する展開に。

 アルテック<9972.T>=大幅高。同社が日本での販売代理店を務める3Dプリンター世界大手の米ストラタシスが、3種類の素材を組み合わせて造形できるカラー対応機「オブジェット500コネックス3」を日本で発売したことを材料視。従来の「コネックス」シリーズに備えていたラバーライク素材や透明素材などに加え、一度に46色カラーの不透明素材に対応したことが特徴で、希望小売価格は5500万円と高価ながら、発売前から複数台の受注が報じられており、業績への寄与が期待されている。

 ニチリン<5184.T>=急騰。同社は18日、株主優待制度を新設することを発表、これを好感している。毎年12月末の株主に対して、100株以上の保有でクオカード1000円分、1000株以上でクオカード2000円分、5000株以上でクオカード3000円分を贈呈する内容。同時に14年12月期の業績見通しを発表。470億円(前期比5.6%増)、営業利益40億円(同13.6%増)を見込む。年間配当も前期比4円増の20円と前期に続き増配を予定している。アジアでは、ニチリンタイランドの子会社化の効果も表われており、海外事業が今後も業績拡大に貢献しそうだ。

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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)