【レンジ推移】上値を追えず・・・。 OANDA Japan 佐藤 甲

【予想レンジ】101.85-102.70 【予想時刻】2014年2月19日 18:00
昨日の米国時間に発表されたNY連銀製造業景況指数、NAHB住宅市場指数などが市場予想を下回る弱い結果となったとことからドル売りが進む展開となりました。寒波の影響が大きいと考えられ、市場も想定していた範囲内とは思われますが、弱い数字が続いていることから米国経済への不安が高まっていると思われます。
底堅い米国株式、金価格の緩やかな上昇、新興国通貨の買戻しなどはこれまでの行き過ぎたリスクオフの巻き戻しと考えることもできますが、QE縮小ペースの減速、また利上げ開始予測時期の後退などが意識されているとも考えられます。本日も米国経済回復のけん引役となった住宅関連の経済指標の発表が予定されています。
金利が若干低下してきていることは下支え材料と考えられるものの、昨日の住宅市場指数のように寒波の影響が強く弱い結果となることが予想されます。ただし、市場は多少弱い結果をすでに織り込んでいることから相当悪い数字とならない限り影響は限定的なものとなると思われます。仮に良好な結果となったとしてもその他の経済指標も確認しなければ不安は払しょくできないため、上値の重さは残り、反応は一時的なものに留まると思われます。
また日本時間の深夜にはFOMCの議事録の公表が予定されています。
QE縮小スケジュール、フォワードガイダンスに関しての議論の内容に注目が集まると思われますが、先日のイエレン議長の議会証言の内容が行われたばかりで目新しい材料が飛び出すと可能性は低いと考えられ、今後の経済指標次第という内容になると予想され、発表前後に多少、上下動する可能性はありますが、大きく相場を動かす材料にはならないと予想されます。