東京株式(寄り付き)=米景気への懸念背景に売り先行

 20日の東京株式市場は売り先行、寄り付きの日経平均株価は前日比65円安の1万4701円と続落。前日の米国株市場でNYダウが89ドル安と続落。外国為替市場でも1ドル=102円台前半でもみ合う展開で、円高修正の動きが一服しており、主力株中心に利益確定売りが優勢となっている。米国景気指標にここ市場コンセンサスを下回るものが相次ぎ、米国経済に対する楽観がやや後退している。FRB(米連邦公開市場委員会)が19日に発表した1月のFOMC議事録も好感される内容に乏しく、米国実体経済への不安感が先に立っている状況だ。なお、きょう寄り前に発表された1月の貿易収支は2兆7900億円の赤字で過去最大、19カ月連続の赤字となったが、足もと為替相場の反応は限定的となっている。また、きょう午前中に2月のHSBC中国PMIが発表されるが、この結果が全体地合いの方向性に影響する可能性がある。寄り付き時点で業種別には33業種中、鉱業を除き全面安。値下がりで目立つのは鉄鋼、食料品、海運、証券、その他金融など。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)