引き続き、「下値が堅い」が基本路線!

一時102円割れも“往って来い”
※ご注意:予想期間は2月21日と表示されていますが、本日(20日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。

利益確定売りから上値が重かった昨日ですが、やはり下値も堅かった…。

“20日移動平均線-大台(102.22-102.00円)”割れを目掛け、ドル円は下攻めを続けました。そしてNYタイム序盤には大台を割り込み、寒波の影響で下振れした住宅関連の米経済指標発表時には101.819円まで下値を拡大しました。しかしながら大きなストップロスが絡むことはなく、その後は前日終値水準まで値を戻して昨日の取引を終えています。
FOMCの影響はやはり限定的…
なお一部で注目されたFOMC議事録では、「QE(米量的緩和)の縮小ペース(会合毎に100億ドル)を維持」「早期利上げの可能性の指摘」と示されました。このためドル買いが進行する場面も見られました。しかしながらバーナンキ・前議長時代のものであり、イエレン・現議長が今後の方向性を議会証言で示した後では、やはりその影響は限定的でした。
引き続き「下値が堅く、上値は重い」が基本路線!
このため本日も、昨日と同様に「下値が堅く、しかし上値も重い」が基本と見られるところです。

一時は割り込んだ“20日移動平均線-大台(本日は102.17-102.00円)”でしたが、終値ベースではしっかりと維持されています。このためドル買いオーダーが、再び同ライン付近に結集している感があります。一方で、昨日は大きなストップロスを絡めることなく、特段の材料なしに反発しており、“仕掛け的なドル売りは鈍る可能性”が指摘されるところです。このため再び割り込み、レンジを下方向に切り下げる可能性は、かなり低いように感じます。

ただし中国(リスク回避)には警戒を…!
日本時間10:45発表の中国HSBC製造業景気指数(PMI)が前月に続く悪化となれば、「理財商品のデフォルト懸念再燃 ⇒ リスク回避の円買い進行」となる可能性が残りますので、楽観は出来ません。このためリスク管理もしっかりと行う必要がありますが、“下値は堅く”“上値追いの準備中”を引き続き、基本路線として据えたいところです。
ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:102.931(1/31高値、大台)
上値4:102.835(日足・一目均衡表基準線、ピボット2ndレジスタンス)
上値3:102.743(2/18高値)
上値2:102.584(ピボット1stレジスタンス)
上値1:102.460(2/19高値)
前営業日終値:102.325
下値1:102.165(20日移動平均線
下値2:102.063(日足・一目均衡表転換線、大台)
下値3:101.943(ピボット1stサポート)
下値4:101.751(2/18-19安値)
下値5:101.531(日足・一目均衡表先行スパン下限、ピボット2ndサポート)

※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔マーケット・チェック15分Webセミナー〕にて公開。

11:28 ドル円 抵抗・支持ライン追加