<クローズアップ> 電力システム改革始動へ、「スマートメーター」東電が本格導入(1)

 「電力システム改革」が市場の関心を集めている。この4月から、東京電力<9501.T>は新たな電力供給システムの構築に向けた中核インフラとなる「スマートメーター」の本格導入を始める。また今国会では、電力小売り自由化に向けた法案の成立も期待されている。電力システム改革は相場のテーマとして一段と注目されることは必至で、電力関連株の動向に熱い視線が注がれている。

 東京電力は、この4月からスマートメーターを管内2700万世帯への導入を始める。従来計画より3年前倒しで2020年度までに全契約者に配備する。

 スマートメーターとは、通信機能などの高度な機能を持つ電子式電力計のこと。電力会社は電力の使用量を即時に計測できるようになる。また、スマートメーターを活用することで、電力使用状況に応じた割引も実現するなど、新サービスが可能となり、再生可能エネルギーや省エネにも威力を発揮する。

 電力送配電網を活用して高効率で経済的な電力供給システムを構築するスマートグリッドも「スマートメーターの普及が第一歩となる」(電力設備メーカー)という。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)