<クローズアップ> 電力システム改革始動へ、「スマートメーター」東電が本格導入(2)

 東電がスマートメーターの導入を前倒ししたのも、今後、電力システム改革が進み、電力会社間のサービス競争激化を視野に入れたためとも言われている。

 このなか、スマートメーター大手の大崎電気工業<6644.T>や東光高岳ホールディングス<6617.T>、それに同メーターの世界最大手「ランディス・ギア」を擁する東芝<6502.T>などは、今後の電力関連事業拡大に向け市場から再度、注目を集めている。

 特に電力システム改革は、今年半ばに向けて一段と関心を集めそうだ。昨年の臨時国会で「改正電気事業法」が成立。地域間の電力融通を支持する「広域系統運用機関」が設置されることとなり大きな一歩を踏み出した。さらに、今国会では2016年をメドに電力小売り自由化を目指す法律改正案が提出される。同法案が成立すれば、電気の小売業への参入規制が撤廃される。加えて、その後は18~20年をメドに送配部門を切り離す「発送電分離」に向けた法改正の動きも見込まれている。

 これら法改正に加え、今春からのスマートメーター導入で、「電力システム改革」は現実の動きとして始まる。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)