<動意株・20日>(大引け)=ジーンテクノ、ニチダイ、ヒーハイストなど

<動意株・20日>(大引け)=ジーンテクノ、ニチダイ、ヒーハイストなど

 ジーンテクノサイエンス<4584.T>=5日続伸。同社は前日に同社が最重要開発品に位置付けているがん治療剤「PEG-G-CSF」について、先発品との同等性・同質性に関する良好なデータが得られたと発表、これを受けてストップ高に買われたが、引き続ききょうも同材料を評価するかたちで短期資金の買いを誘っている。全般相場が為替の円高やインデックス売買主導の売り圧力に屈するなか、それら影響を受けにくい内需株として買いが集まりやすくなっている。

 ニチダイ<6467.T>=反発。同社は4日付で今14年3月期通期予想を連結営業利益で当初計画の10億円から12億1000万円(同35.5%増)へ上方修正しており、業績好調が改めて評価されている。同社は自動車向けが約8割を占める独立系の精密鍛造金型メーカーで、削らず熱を加えず複雑な部品を最終形状に成形できる加工法である「ネットシェイプ」が高い評価を得ている。自動車メーカー各社が燃費向上を含めて更なる高性能化を進めるなかで、同社技術の重要度も高まりそうだ。

 ヒーハイスト精工<6433.T>=ストップ高。医療や介護福祉、生活支援分野などで活用されるロボットスーツの開発・製造などを展開するサイバーダイン<7779.T>の上場が19日に承認されたことを受けて、ロボット関連銘柄派の関心が高まっているが、同社は早稲田大学とテムザック(福岡県宗像市)が協力し開発した「人間搭乗型2足歩行ロボット」に球面軸受とボールスプラインを提供していることから、関連銘柄として一気に関心が高まっているもよう。ロボットの足首にパラレルメカニズムを基本構造とする転がり球面軸受を装着することで、スムーズな動作と耐久性を実現するのに役立っており、注目度が増している。

 大同工業<6373.T>=反発。同社は19日に、日本特殊陶業<5334.T>やベンチャー企業のFOMM(川崎市)と共同で、4人乗りを実現した超小型電気自動車(EV)を開発したと発表。これが材料視されているようだ。この電気自動車は、アクセルペダルをなくし、全て手を使った新しい操作感覚が特徴。また、万が一の水害に備えるため水浮上機能を装備し、ジェット水流発生機能によって水面移動も可能となっている。15年10月の販売開始を目指すとしている。

 安藤ハザマ<1719.T>=4日続伸。同社は昨年4月にハザマと安藤建設の合併で誕生しているが、ハザマは黒部ダムや瀬戸大橋、関西国際空港などビッグプロジェクトを手掛け、海外ではマレーシア高層タワーも手掛けるなど大型案件で抜群の実績をあげてきた。マンションなど民間建築に強みを発揮してきた安藤建との合併は大きなシナジーを生んでいる。昨年12月13日をピークに信用買い残を8週連続で減少させており、株式需給面の改善が進捗していることも評価材料だ。

 セック<3741.T>=ストップ高。医療や介護福祉、生活支援分野などで活用されるロボットスーツの開発・製造などを展開するサイバーダイン<7779.T>の上場が19日に承認されたことを受けて、ロボット関連への関心が高まっているが、関連銘柄の一角として買われているもよう。同社はロボットのミドルウエアを手掛けており、独立行政法人産業技術総合研究所などと組んで、経済産業省の「ロボット介護機器開発・導入促進事業」の委託先として採択された経緯があり、介護ロボット関連の最有力銘柄として知られている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)