外為サマリー:中国2月のHSBC製造業PMI低下受け、1ドル101円台に

 19日の東京外国為替市場の円相場は、午後3時時点で1ドル=101円93~95銭近辺と、前日午後5時時点に比べ12銭の円高・ドル安。対ユーロでは1ユーロ=140円21~23銭と同20銭の円高・ユーロ安で推移している。 
 市場関係者からは「中国の景気減速懸念も伴い、リスクオフの円買いが入っている」との見方が出ていた。1月の貿易収支は2兆7900億円の赤字となったが、反応は限定的だった。その後は、日経平均株価の下落と連動して、円は強含みの推移。
 中国2月のHSBC製造業PMI速報値の悪化を受けて1ドル=101円台に突入した。 午前中に発表された中国2月の製造業PMIは48.3で1月の改定値49.5から低下し、7カ月ぶり低水準となった。1月31日から2月初旬までの春節(旧暦の正月)の連休が、製造業の生産に影響したとみられている。
 午後も中国PMIの影響で、日経平均株価が前日比300円を超えるなど下落幅を広げるなか、円も対ドルで102円を挟んでの小幅な動きが続いた。円はユーロや豪ドルに対しても堅調な展開となった。 
 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.3753~55ドルと同0.0005ドルのユーロ安・ドル高で推移している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)