米国市場は3市場とも反発、あえて無難に消化を期待

20日のNY株式市場は3市場ともに反発するとみている。好決算と無難に指標イベント通過を想定
時間外取引のCME米国株式指数先物は大幅続落、引き続きリスクオフムードが高まっているようだ。
キッカケは、中国経済指標の低迷が世界経済の減速懸念を意識する流れとなっており、買い意欲はさらに削がれている。
しかしながら、ここ最近の傾向にあった経済指標の悪化を意識した仕掛け的な売りが買い戻しを誘う結果になると敢えて期待したい。
楽観過ぎる見方も、経済指標の悪化が売り材料ではなく、あくまで金融政策の舵取りが焦点となっている以上は、多少の好材料が功を奏すのではなかろうか?
今晩はユーロ圏で製造業PMI速報値、米国では景気先行指数やCPIなどが発表
今晩予定されている経済指標・イベントについては、ユーロ圏各地で製造業PMIの速報値が予定されている。
また米国では、景気先行指数、フィリー指数、新規失業保険申請件数の発表が予定され、中国同様に減速懸念が警戒されているようだ。
米国で重要視されるのは消費者物価指数の結果だろう、金融政策に直結する指標なら、ここに焦点が当たりやすい。
欧州圏のPMIについては、ドイツPMIの結果がマーケットに影響を与えるだろうが、欧州株の動向に限定されるかもしれない。
昨日の動向でもわかるように、経済指標の結果よりも債券購入枠の縮小ペースが注目ポイント、むしろ市場予想上回ればポジティブな展開も考えられる。
テスラMは時間外で10%を超える上昇、ウォルマートはダウに影響もポジティブなら・・・
16時半にスタートした日経平均先物は続落、一貫して円高進行するドル円の動向に警戒度が増しているようだ。
米国で予定されている企業決算に関しては、ウォルマートの結果がダウ指数に影響を与え、結果が株価指数に直結するだろう。
またナスダックについては、テスラMやイントゥイットの決算結果が同指数の押し上げ役的な期待もあり、下落幅は限定的とみている。
したがって、今晩のNY株式市場の動向についてはイベントが多過ぎる分、それぞれの結果を消化し辛いと見て、買い戻しが入る地合いに傾きやすい。
QE3縮小ペースが警戒されている分、安易に上昇を期待できるわけでもないが、仕掛け的な売りは不発とみて、上値は重くても3市場ともに上昇に転じると期待している。