チャートは上方向を意識するもモメンタムが不足か=外為どっとコム総研 川畑琢也

チャートは上方向を意識するもモメンタムが不足か
今月に入り、ドル/円相場は102.70円前後で上値が重い一方、下値は今月4日に100.754円の安値を付けて以降は切り上がっており、一般的にチャート上に上抜けが期待される「アセンディング・トライアングル」が出現している。

しかし日足のチャートを見ると、トレンドの強弱を表すDMIのADXが低下傾向である事や、ボリンジャーバンドの上下の幅が狭くなっている事から、足下の相場は勢いを失っていると推測される。その中で「週末のG20財務相・中央銀行総裁会議を見極めたい」として様子見ムードが漂うようだと、もち合い上抜けを試す動きは来週へ持ち越される事となりそうだ。

仮にもち合い上限付近での上値の重さを嫌気して下げたとしても、よほどの材料が出ない限り、20日移動平均線(本稿執筆時点では102.187円)がサポ―トとなるだろう。