【レンジ推移】底堅いものの方向感なし OANDA Japan 佐藤 甲

【予想レンジ】102.00-102.80 【予想時刻】2014年2月21日 18:00
昨日は欧州時間以降は筆者の予想に反し底堅い推移が続きました。弱い中国の製造業PMI、欧州のPMIなどからのリスク回避の流れは続かず、米国時間にかけリスク選好の動きが強まりました。
米国時間に発表された経済指標は強弱入り乱れましたが、強いマークイットの製造業PMIに強く反応し、弱いフィラデルフィア連銀製造業指数への反応は限定的なものとなりました。
株式市場も堅調な推移、米国債利回りも底堅い推移となり、ドル円はジリジリと値を上げる展開となりました。
アジア時間は昨日の米国市場の流れを引き継いだ日経平均が底堅い推移となったことから底堅い推移をみせたものの102.60で上値を抑えられ、夕方にかけて上値の重い状態となっています。
本日は米国時間に中古住宅販売件数の発表が予定されています。最近の住宅関連の経済指標同様、寒波の影響を強く受け弱い結果となると予想されますが弱い結果となったとしても市場は既に織り込んでいることや米国株式市場は底堅い推移となると予想されることから、よほど悪い結果とならない限り、リスク回避地合いが強まる可能性は限定的と思われます。
とはいっても積極的に円を売るような地合いでもなく上値の重さも残ったままであることから、明確な方向感を欠いたまま経済指標の結果に一喜一憂する相場が続くと予想されます。

OANDAの顧客の取引状況をチェック
OANDAの顧客のポジション状況は買いが60%と昨日よりも偏りが少なくなっています。オーダー状況では105.00まで節目を中心に売りが厚く並んでおり上値が重くなりそうな状態である反面、下には101.00まで比較的厚めに買いが並んでいることから、底も堅くなりそうな状況となっています。