今晩のNY市場は続伸も、G20の思惑は錯綜しやすい

21日のNY株式市場は続伸期待も、週末のG20とウクライナ情勢巡る動きは注意
時間外取引のCME米国株式指数先物は続伸、アジア市場の上昇、引け後に発表された企業決算の結果も好材料視されているようだ。
引け後に決算を発表したヒューレットパッカード、イントゥイットともに小幅ながら上昇、下支え要因として意識されやすい。
また今回のG20で、米FRBによる金融政策が新興国経済に悪影響与えたことに関して検証されることも思惑的な買いにつながっているだろう。
今晩のNY株式市場は上昇期待先行の買い優勢となるだろう、ただしウクライナ情勢は今後の株式市場に重く圧し掛かる可能性に注意は払っておきたい。
今晩は英国で小売売上高、米国では中古住宅販売件数などが発表
今晩予定されている経済指標・イベントについては、英国で小売売上高などが発表される。
英国については、FTSE市場が5日続伸中だけに結果に対して反応は案外大きいかもしれない。
為替が反応すれば、ダウ指数先物や日経平均先物にも少なからず影響を与えるので、序盤のヤマ場になるだろう。
米国の中古住宅販売件数は、今週の米国市場の動向を見る限り、結果に対する反応はほとんどないとみている。
ただし、中古住宅指標は経済指標のイベントの中でも重要なひとつなので、週末だけに売り買いのキッカケになるかもしれない。
ナスダック新興企業の株価は堅調、決算発表のイントゥイットは時間外で上昇
16時半にスタートした日経平均先物は日中終値をはさんだ値動き、米国時間に入ってから動き出すだろう。
昨晩引け後に発表された決算は概ね堅調な結果、序盤は好感する動きが優勢となりそうだ。
特に新興企業の多いナスダックは13年ぶりの戻り高値更新することも考えられ、強含みに推移するだろう。
しかしながら、G20は無難に通過するとしながらも、東欧情勢や中古住宅指標の上ブレが想定外の利確に走るキッカケになることもある。
今晩のNY株式市場は上昇スタートも伸び悩む可能性は念頭に入れておくべき局面、乾坤一擲の勝負局面ではない。