今週も横ばい推移?米経済指標よりも欧州と株価動向注目!?

先週のドル円は底堅い展開に!
先週のドル円相場は週初101.70で安寄りして始まりました。その後に発表された本邦第4四半期GDPが市場予想より弱かったことを受けて101.37まで下落。
18日の日銀金融政策決定会合の結果が公表されると日本株の上昇を受けて円安に振れました。

20日の本邦1月の貿易統計は貿易収支が過去最大の赤字となる2兆7,900億円となったことで若干円安方向への動いた後、中国のHSBC製造業PMI(速報値)が弱かった事を受けリスク回避による円買いとなりましたが、長くは続かず、その後はじりじりと値を上げる展開となりました。

日銀金融政策決定会合においては、追加緩和の決定は無かったものの、「貸し出し増加を支援するための資金供給」及び「成長基盤強化を支援するための資金供給」について規模を2倍としたうえで、1年間延長することを決定いたしました。

一部では、これを受けた海外投資家が「追加緩和をおこなった」と勘違いした為に円が売られたという見方もあるようです。

http://www.boj.or.jp/announcements/release_2014/k140218a.pdf

また、中国のHSBC製造業PMI(速)の結果とその後の各市場の動きから、新興国に対して、マーケットは非常にセンシティブ(過敏)になっていると思われますが、週末22日~23日にかけてシドニーでお子縄手たG20財務省・中央銀行総裁会議の声明では

「我々は、今後5年間で、我々全体のGDPを現行の政策により達成される水準よりも2%以上引き上げることを目指し、野心的だが現実的な政策を策定する。これは、実質ベースで2兆米ドル以上の増加であり、大幅な雇用創出につながるであろう。」

「市場が様々な政策の変更や各国の状況に反応する際には、資産価格や為替レートが調整される。これは時に成長に悪影響を与え得る過度な変動をもたらすかもしれない。多くの国はこれに対し準備があるが、我々の主な対応は、国内のマクロ経済政策、構造政策、金融規制・監督政策の枠組みを更に強化・改良することである。為替レートの柔軟性も、経済の調整を円滑化し得る。政策余地が減少している国々は、財政余力を再構築する必要があろう。我々は、我々の行動を互いに、また対外的に、整合的にコミュニケーションを行う。我々は、引き続き、他国への波及効果への対応に協力し、グローバル・セーフティ・ネットが引き続き有効であることを確保する。」

などとの言及にとどまっており、新興国から先進国への資金還流と新興国通貨下落リスクについては、楽観的な印象を受けました。
レンジブレイクでトレンド相場へ転換か?
今週の主な経済指標等は以下のようになっております。

今週の海外イベントスケジュール

24日
18:00 2月独Ifo企業景況感指数
19:00 1月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)改定値

25日
16:00 10-12月期独国内総生産(GDP)改定値
23:00 12月米住宅価格指数
23:00 12月米ケース・シラー住宅価格指数
24:00 2月米消費者信頼感指数

26日
18:30 10-12月期英GDP改定値
21:00 MBA住宅ローン申請指数
24:00 1月米新築住宅販売件数

27日
17:55 2月独雇用統計(失業率/失業者数変化)
19:00 2月ユーロ圏消費者信頼感指数(確定値)
22:30 前週分の米新規失業保険申請件数
22:30 1月米耐久財受注額

28日
19:00 2月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値
22:30 カーニー英中銀(BOE)総裁、講演
22:30 10-12月期米GDP(改定値)
23:45 2月米シカゴ購買部協会景気指数
23:55 2月米消費者態度指数(ミシガン大調べ、確報値)
24:00 1月米住宅販売保留指数

テクニカル的には週後半あたりまで日柄調整が続くものと考えられ、一目の基準線と転換線、雲の上限、下限をレジスタンス、サポートと考えて、価格がどちらかを抜けた方向(遅行スパンが日々線と交差する可能性が高いことや遅行スパンと雲の位置関係から、どちらかと言うと上方向へのブレイクの可能性が高いと思われる)についていくような取引を考えています。

レジスタンスは、102.80(一目基準線)、その上が104.00(一目雲の上限)
サポートは、102.10(一目転換線)、その下が101.50(一目雲の下限)