<私の相場観>=水戸証券・投資情報部課長 門馬 且康氏

 1日に400円以上も乱高下する波乱展開となっている。しかし、一方では、200日移動平均線の上下ほぼ3%以内でのボックス相場との見方もできる。2月入り以降、日経平均株価は、1万4000~1万5000円のボックス内で乱高下を繰り返している。

 1万5000円を上に抜けるには、アベノミクスに次ぐ新たなプラス材料が必要。1月下旬以降、日経平均の日足チャートにマド開けが多いのは、欧米の株価や外国為替相場など海外要因で日本の株価が決まるケースが多いためだ。

 物色対象として、経営者が株式価値向上を打ち出す企業を評価。NTT<9432.T>は、1500億円を上限とする自社株取得枠を設定。16年3月期にも一株利益を前期(366円)比で6割以上高める。自社株買いで一株利益の向上を狙う。

 個別銘柄では、船舶、産業用の配電制御システムメーカーで海外販売が好調な寺崎電気産業<6637.T>、冷凍ショーケース大手で、コンビニ向けが好調な中野冷機<6411.T>、振動計測技術をベースとする自動車向け計測装置の国際計測器<7722.T>に注目。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)