ウクライナ情勢進展で一安心も中国株下落で円買い

欧米株式市場動向によっては102円割れも
金曜日の海外時間には、ウクライナの政情不安に進展が見られたとの報道でユーロ買いが強まりました。また今日の東京時間には、日経平均が下落して円買いが強まっています。

欧州時間序盤、寄付きは高かった欧州株がすぐに上げ幅を縮める展開となったことから、日経平均先物なども下落して、ユーロ売りと円買いが強まって、ドル円は102.30円台まで、ユーロドルは1.3700台まで、ユーロ円は140.30円付近まで下落しました。その後は各国株価が下げ止まったことから各通貨ペアとも小動きとなりました。

NY時間にはいって、懸念されていたウクライナ情勢に進展があったとの報道が続いたこから欧州株などが上昇しユーロ買いが強まって、ユーロドルは1.3750台まで、ユーロ円は141.20円台まで上昇しました。しかし買い一巡後はユーロ売りが優勢となって、ユーロドルは1.3720付近まで反落しました。この間日経平均先物が上昇したことや、米長期金利も上昇したことからドル円は102.80円台まで上昇しました。

発表された米・1月中古住宅販売件数が弱い結果だったこともあってNY時間午後にかけて米長期金利反落すると、全般的にドル売りが強まって、ドル円は102.50円付近まで下落し、ユーロドルは1.3740台まで上昇しました。

週明けの東京時間には、朝方日経平均が上昇して円売りが強まる場面もありましたが、午後にかけて日経平均が下落する展開となって円買いが強まっています。

今日の海外時間には、独・2月IFO景況指数、ユーロ圏・1月消費者物価指数の発表が予定されています。

きょう午前に発表された中国新築住宅価格が、前年比+9.6%と12月の+9.9%から伸びが鈍化したことから、不動産株中心に中国株が下げ幅を拡大していることから、日経平均も下落、リスク回避の円買いが強まっています。金曜日にはウクライナ情勢に進展が見えたことから株が上昇しましたが、アジア株の流れを引き継いで欧米株価が反落する展開となれば、ドル円も102円割れを試しそうです。