外為サマリー:1ドル102円30銭前後の円高、中国情勢への懸念くすぶる

 24日の東京外国為替市場の円相場は、午後3時時点で1ドル=102円32~33銭近辺と前週末午後5時時点に比べ18銭の円高・ドル安。対ユーロでは1ユーロ=140円53~57銭と同3銭の円高・ユーロ安で推移している。
 円相場は102円32銭前後の円高。午後1時21分に102円12銭まで円高が進む場面があったが、その後は102円30銭台に値を戻している。中国株式市場の下落が懸念要因となり、リスクオフ姿勢による円買いを膨らませた。この日、上海総合指数は前週末に比べ2%強下落した。一部の銀行が、鉄鋼、セメント、不動産関連企業に対する融資の実行を厳格化し始めたとの報道が流れたことが売り要因とされた。中国の景気の先行きに不透明感が強まるなか、日経平均株価も軟調となり円買いが強まった。
 今週は27日に天候要因で延期となっていたイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言があり、その内容が関心を集めている。
 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.3736~37ドルと同0.023ドルのユーロ高・ドル安で推移している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)