14000~15000円のボックス圏で日柄調整完了すれば上放れへ

薄商いの中、先物主導で上下動は続く
<14000~15000円のボックス圏の中での日柄調整中>
 売買代金は、17日(月)、19日(水)、21日(金)と2兆円を切る今年最低水準の薄商いの中先物主導で大きく上下に振り回される動きとなっていますが、14000~15000円の大まかなボックスの中では下値を切り上げる形となっており、17日(月)の14214円を安値に18日(火)の△450の14843円で買転換となっているため、一応目先的に13995円に対する2番底を確認した形となります。(ただし、上述したように薄商いの中で先物主導による結果ですので、信頼度は少し弱いといえるかもしれません)。さらに日経平均は今年の初めから下落基調が続いていましたが、週間ベースで7週間ぶりの上昇となりました。このまま上昇が続くには外国人買いが入って市場ボリュームを期待したいところですが、2月2週の投資主体別売買動向では先物で10週間ぶりに買い越しになっており、2月3週も買い越しになっていれば、再び外国人買いが期待できるところです。テクニカルでみても、25日移動平均線(21日14899円)、26週移動平均線(21日14898円)をザラ場では超えてきており、終値ベースでいつ上回って引けるかが注目となっています。本格的な戻りは、75日移動平均線(21日15195円)を終値で上回ってからとなります。

 以上のチャートの動きや需給の改善期待を考えると、14000~15000円のボックス圏の中で日柄調整をしたあと上に向かう確率は高いといえます。本日24日(月)の動きは、前場は▼62の14803円で寄り付き一時▼113の14752円まで売られたあとプラスに転じ、14982円と15000円に接近しました。商いは低水準ですが、ある程度の日柄調整が進んでいることや海外の株式が高止まりしていることで日本株の出遅れ感から一部の先物買いで上げ幅を拡大したというところです。しかし、後場になると一転して先物主導でマイナスに転じて14658円まで下げ、終値は▼27の14837円となりました。先週に引き続き先物主導の上下動が続いています。

 先週の予測では、前週末に▼221の14313円で引けたことで新興国問題が一服化していれば、下値は14000円前後でダブル底(もしくは2番底)をつけて、日柄調整に入ることを想定しました。
週明けの17日(月)は14214円まで下げて△80の14393円と反発し、18日(火)は日銀金融政策決定会合で成長基盤強化の支援として資金供給の規模を2倍化したことがサプライズとなり△450の14843円と今年最大の上げ幅となりました。しかし、20日(木)は中国の製造業PMIが予想を大きく下回ったことで▼317の14449円と大幅下落しました。週末21日(金)は下げ過ぎのリバウンドで△416の14865円の大幅反発で引けました。結局、薄商いの中を先物主導で大きな上下動を繰り返しました。ただし、週足でみると7週間ぶりの上昇となりました。
チャートをみると、14000~15000円の大まかなボックス圏の中で2月5日の13995円を安値に2月17日の14214円、20日の14428円と順次下値を切り下げる形となり、18日には柴田罫線では14846円で買転換出現となっています。ただし、14800円台は昨年この水準で上値のフシを作ったところであり、なかなか一気に抜けずにいます。今週は25日移動平均線(21日14899円)、26週移動平均線(21日14898円)を抜けて15000円をクリアーできるかどうか注目となります。75日移動平均線(21日15195円)を上回れば本格的な戻りが期待できますが、何か新しい好材料が出なければ難しいと思われます。出来高薄の中を先物主導の上昇というところが気になりますが、チャートの形としては、今のところ徐々に上を目指す形になりつつあります。
 週明け24日(月)は先物主導で荒い動きとなりました。前場は▼113の14752円まで売られたあとプラスに転じて14982円と15000円に接近し、後場になると一転してマイナスに転じて14658円まで下げ、再び下げ幅を縮小して▼27の14837円で引けました。薄商いのため実需が少なく先物に振り回される展開が続いています。