米国市場は終値を挟んだ値動き、神経質な展開を想定

24日のNY株式市場は、手掛かり材料に乏しく、先週末の終値を挟んだ値動きが中心となりそうだ
時間外取引のCME米国株式指数先物は続落、中国主要都市住宅価格指数の結果を受けて、アジア時間ではリスク回避の動きが優勢となっている。
先週末のNY株式市場はダラス連銀総裁の縮小支持発言が足かせとなり、引けにかけて失速、今週も引き続き金融政策の行方を見守りたい動きとなりそうだ。
週央から製造業指数の発表が本格化、米国株はシカゴPMIと耐久財受注の結果がヤマ場、結果を受けた金融政策に関する思惑が錯綜するだろう。
ここまでの流れと同様に、指標悪化が緩和継続と受け止め、株式市場にとって買い需要を巻き込んでいくことになるのか、非常に神経質な展開になるとみている。
今晩はドイツでIfo景況感指数、米国ではダラス連銀製造業指数が発表される
今晩予定されている経済指標・イベントについては、ドイツでIfo景況感指数が発表され、注目度は非常に高い。
このところドイツの経済指標に低調な結果が目立ち、ドイツDAX指数が独歩安を歩むこともしばしば、通貨と株価に影響与えることは間違いない。
また、米国ではシカゴ活動指数とダラス連銀製造業指数が発表されるが、その中でもダラス連銀製造業指数は重要な拠点を同地域に持つ企業が多い。
各軍事産業をはじめ、テキサスインスツルメンツやアメリカン航空などが本社を構える地域、プレシカゴPMIやISM、耐久財受注の前哨戦として位置付けられている。
G20のインパクトはまずない、元FRB議長やルービニ氏の講演は金融政策に言及する可能性
朝方15000円台回復にあと少しと迫った日本株は、外部環境睨みの神経質な展開、小幅ながら引けは下落して終了した。
今晩はグリーンスパン元FRB議長、ルービニNY大学教授の講演が予定されており、現状の金融政策に言及することは間違いない。
特にルービニ氏は見通しに極端なコメントを残す傾向があり、超緩和な現状について前回同様に強気なスタンスを示すか注目されそうだ。

また、グリーンスパン氏については債券購入縮小などに言及すれば、株価は微々たるモノであっても反応するかもしれない。
したがって、本日のNY株式市場は終値を挟んだ神経質な展開を想定、月末のイベントを控え様子見機運強まるという流れにとどまると考えている。
仮に小幅ながらの上昇であっても、日本株への影響は限定的。NY市場の大幅高背景とした指数先物上昇に気持ちを委ねすぎないことが大切だ。