<株式トピックス>=日経平均株価が1日のなかで乱高下

 2月中旬以降、日替わりで400円幅も上下に変動する波乱相場が続いているが、週明け24日の東京株式市場は、1日の取引時間中に大幅な上下を繰り返す乱高下相場となった。
 前場寄り付きの日経平均株価は、前週末比62円安の1万4803円と反落のスタート。その後、円安・ドル高の進行を手掛かりに、株価指数先物主導で日経平均株価が買い戻され、一時同116円高まで上昇し、1万5000円に迫る場面もあった。取引時間中には25日移動平均線(1万4863円=24日)を一時上抜けたものの反落に転じ、1万5000円の壁の厚さを改めて実感させられる結果に。
 後場に入って、株式市場の昼休み時間中に、外国為替市場で1ドル=102円20銭台へと急速に円高・ドル安が進行したことに警戒感が強まり、日経平均株価は一転して前週末比マイナス圏に転じ、下落幅は一時200円を超える下げとなった。株価指数先物にまとまった売りが出て、これが現物株市場での裁定解消売りにつながったようだ。ただ、午後2時前の時間帯から外国為替市場で、円高傾向にやや歯どめが掛かったことから、日経平均株価も急速に下落幅を縮小する展開で、結局大引けの日経平均株価は、前週末比27円安の1万4837円と小幅反落にとどまった。1日の変動幅は324円に達した。
 市場関係者からは「こうした落ち着きのない不安定な相場を嫌って、投資を手控える個人投資家も目立ちはじめている」との声も聞かれる。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)