不穏な空気漂う中国市場

個人投資家予想レンジ(ドル円)
102.19円(移動平均線20日)~102.56円(ピボット抵抗)
現在のレートは102.41円です。(21:00)

本日もガッチリとレンジ予想ですが、101円割れの予想が20%いますので、下方向を見ている投資家の方が多そうです。
<今夜はどうなる?>今夜もNYで上昇!?
本日の東京市場は、最終的にレンジ内での推移でしたが、日経平均が一時15,000円に迫る14,982円まで上昇。
勢いがあったため、このまま15,000円を突破すると同時に、ドル円もレジスタンス(102.80円)突破の可能性もありましたが、そう簡単にはいきませんでした。
中国全国の「1月新築住宅価格」が前年比+9.6%(12月は+9.9%)と1年2カ月ぶりに伸び鈍化したことを受けて、上海株が急落。
また、中国工業銀行が一部の種類の不動産関連融資を取りやめたとの報道から、より株価の下落は加速。
上海総合は-1.75%下落し、日経平均は高値から300円以上もの下落。
その後半値以上値を戻したことはポジティブといえますが、結局レンジから抜け切れずにいます。
徐々に不穏な空気が漂ってくる中国市場ですが、オセアニア通貨、欧州通貨が売られてはいませんので、本格的に売るにはまだ時期早尚のようです。

さて、本日は本田悦朗内閣官房参与から追加緩和に関する発言がありました。

「追加緩和の時期について消費税の増税以前は難しいだろう」
「追加緩和の時期について5月に一つの判断の節目を迎える」
「予想外のころがあれば一層の緩和は大いにありうる」

「増税以前は難しい」という市場関係者にとっては好ましくないであろう発言がありますが、今のところ市場の反応はなしといえます。
今後、当局者がこの発言を打ち消しにいくのか、肯定するのか明日にでも何かしらのコメントが出てくる可能性があります。
やはり、浜田宏一氏の発言に注目が集まるところでしょう。
特に昨年は浜田レンジという言葉もあったほどですから、具体的な内容に踏み込んでくるのかどうかが焦点となりそうです。

今夜のNY市場でも経済指標やイベントがないことから、動きのない展開が予想されますが、日経平均先物は14,894円と堅調に推移しています。
ここ3日間はNY市場でドル円が上昇するということを繰り返しています。
再度102.80円を目指す展開となるのか、4度目の上昇はないのか、ロンドンフィックスに注目です。