下がって上がっての行って来い

理由なく、往来相場でサヤ取り終始の一日
後場は、前場引け前から不穏だった為替から売り崩される展開でした。
ただ、それも深化するほとではありません。
13時30分に本日安値14658円、ドル円では102.12円まで下落。その後は下げ幅縮小。
大引け前には、先物からプラス戻すという動きでした。
これも前場朝方の上昇と同様にとくだんなにが有ったというわけではなさそうです。
日経平均は207円安から、小幅安までもどすという格好になります。

強いていえば、後場中国市場の動きに翻弄された下げていったと後講釈されていますが、これもよくわかりません。
不動産融資のルールが厳格化されるという、一部現地銀行の動きが警戒されたというものですが、銀行側からはそうしたルールの変更は今のところ決めていない、としているようです。
一部業者が、不動産融資を停止したという観測が発端です。
これが、破綻ということとリンクしたことから、にわかに市場では不安視したようです。上海市場もけっきょく下げ幅縮小していったことを考えますと、いいようにそうした口実に振り回されたということだけのようです。
増田足
けっきょく行って来いですから、朝方とそれほど大きなチャート形状の差はありません。
6色帯は7日連続。
大引け14837円ですから12日の終わり値を上回っていますから、先週末に引き続き、戻り高値更新で終えていることになります。
ますます調整終了という感触が深まっていくことでしょう。
臭いものにフタをしたG20
調整終了から本格的な上昇トレンド回復の、一つのきっかけ、口実になりそうだったのがG20ですが、ここではおよそ臭いものにはフタをするという結果に終わりました。
結論として、世界の経済成長2%を目標にするということでおさめたこのG20は、通貨不安など諸問題にはほぼ言及しなかったのと同じですから、できるだけ金融市場に売りの口実を与えまいとした意図が見え隠れします。
いずれにしろ、この結果は、各国ともに株が下がっては困るということを言ったのに等しく、その意味では株式相場にとってはフォローの環境をできるだけ容易するということが、担保されたように思います。

またこのほか外部環境では、ウクライナという地雷原が爆発しそうでしたが、事実上ろ紙が敗北宣言。ウクライナは欧州、EU寄りに一気に傾斜することでしょうから、欧州経済にとってはこの資源豊富な大国を組み込んでいくということは、朗報でしょう。
とくにドイツにとっては、またとない成長模索のスプリングボードになるのではないでしょうか。
ちなみに、ウクライナはナチスの対ソ戦では、ドイツ軍と共同でソ連に侵攻した歴史的経緯・因縁があります。