PM2.5対策関連銘柄が軒並み高、環境管理はストップ高

 25日の東京株式市場で、PM2.5(微小粒子状物質)対策関連の銘柄が軒並み買い進まれている。日刊株式経済新聞24日付(1~2面)で既報の通り、中国で発生し21日以降警報が発令されるなど深刻な状況となり、韓国・ソウル市でも、24日にPM2.5に関して、外出を控えるように指導するなど注意喚起を呼びかける事態を引き起こしている大気汚染物質が偏西風に乗って日本にも飛来した。
 対策関連銘柄の環境管理センター<4657.T>は、前日比ストップ(150円)高の1060円まで買い進まれている。同社は、大気環境調査の一環としてPM2.5の測定を手掛けている。また、同社は東京都からPM2.5の測定・分析業務を受注しており、首都圏で大気汚染への関心が高まることで環境測定の需要が拡大するとの見方も多い。
 環境計測器、工業用計測器を手掛ける東亜ディーケーケー<6848.T>は、一時前日比28円高の508円まで買い進まれている。同社は「環境大気常時監視マニュアル第6版」に準拠したPM2.5の自動測定装置を販売しており、大幅な需要拡大が見込まれる。
 PM2.5を本格的に防御することが目的の各種マスクを品揃えしている重松製作所<7980.T>も前日比39円高の852円まで上昇。同社は防毒・防塵マスクで高いシェアを誇り、米国の3M社と提携しているほか、官公庁向けで実績を持ち、その商品技術には確固たる信頼を擁している。このほか、中国で、富裕層向けを中心に空気清浄機の販売が急拡大しているダイキン工業<6367.T>、工場、オフィスビルなど業務用空調工事大手の大気社<1979.T>なども堅調な推移をみせている。

環境管理の株価は13時20分現在1060円(△150円)カイ気配
東亜DKKの株価は13時20分現在497円(△17円)
重松製の株価は13時20分現在842円(△29円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)