<動意株・25日>(大引け)=サニックス、アシックス、ユナイテッド海など

 サニックス<4651.T>=3連騰。太陽電池の出荷量拡大が伝えられるなかで産業用太陽光発電システムを手掛ける同社株も引き続き物色されている。今14年3月期通期業績は、物流体制拡充などの費用が増加することから通期連結営業利益で13日には80億円から63億円(前期比3.4倍)へ下方修正しているが、費用負担が一巡する来期以降も業績拡大が続くことが予想される。廃プラのリサイクル事業を含めて今後の展開が注目されよう。

 アシックス<7936.T>=反発。1月22日につけた昨年来高値を約1カ月ぶりに更新した。23日まで開催されていたソチ冬季五輪と、3月7日からのパラリンピック、6月のブラジル・ワールドカップなど今年はスポーツのビッグイベントが相次ぎ、スポーツ熱が盛り上がることで関連用品の売り上げ増を期待した買いが入っているもよう。20年の東京五輪開催に向けてスポーツ熱の一層の高まりが予想されることも、株価の下支えとなっているようだ。

 NSユナイテッド海運<9110.T>=大幅上昇。鉄鉱石や石炭、穀物などを輸送するばら積み船市況の総合的な値動きを示すバルチック海運指数がここ戻り歩調をみせており、前日こそ8日ぶりに反落したもののわずか1ポイント安にとどまり、海運市況の改善傾向が意識されている。また、為替は1ドル=102円台半ばで円安傾向にあり、これも好感されているようだ。同社株は海運セクターの中でもボラティリティが高く、短期筋の買いを誘いやすい強みを持つ。

 オークマ<6103.T>=急反発。テクニカル面では一目均衡表の厚い雲に押し戻される格好で上ヒゲをつけたが、900円近辺は来期以降の業績回復トレンドを見込んだ買いが入りやすくなっている。中国では景気不透明感が意識されているものの、電気・精密機械向け工作機械は大案件中心に好調を維持、同社が強みとするマシニングセンタが高水準の受注を確保していることから、市場筋の間でもこれを評価する動きが根強い。

 日本コンベヤ<6375.T>=大幅高。5日・25日移動平均線のゴールデンクロスを示現しており、低位材料株特有の足の速さをみせつけている。業績も復興需要を背景に建設資材を運ぶコンベヤーの売り上げが拡大、13年4~12月期は営業損益が4億6500万円の黒字と改善色が強い。中長期的にも2020年の東京五輪開催に向けたインフラ特需や、27年開業を目指すリニア中央新幹線のトンネル工事に伴う土砂運搬でビジネスチャンスの拡大が見込まれる。

 タムロン<7740.T>=3日続伸。24日、セキュリティー市場向けに5メガピクセル・NIR(近赤外線)対応の標準バリフォーカルレンズを開発したと発表。また、あわせて監視用の近赤外線・3メガピクセル対応の一体型カメラ用バリフォーカルレンズの発売と、監視用の近赤外線・5メガピクセル対応の一体型カメラ用ズームレンズの発売を発表した。セキュリティー分野で使用されるカメラについては、高画質化が急速に進んでいることから、今回の品揃え強化による業績への期待が高まっているようだ。

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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)