米国市場は高安まちまち、住宅関連がマーケットを左右

25日のNY株式市場は、経済指標の結果よりも住宅や小売決算の結果に注目か?
時間外取引のCME米国株式指数先物はほぼ変わらず、夕方以降に発表される欧米の経済指標、企業決算の結果待ちな状況にある。
昨晩のNY株式市場は大幅反発、S&P500指数は史上最高値を更新し、幅広い銘柄に買いが入っている。
懸念され続けた寒波も峠を越え、想定ほど悪化しなかったPMIなどが投資家心理の支えとなり、需給面から考えてもショートカバーが入りやすい状況下にある。
経済指標は低調な数値が続いているが、春以降の大幅改善期待が高まっていること、税還付の恩恵がマーケットを支えるとし、上昇は容易に想像できそうだ。

しかしながら、想定どおりの債券購入縮小ペースにはネガティブな反応を示していることも事実、景気指標が好数値示しても株価は既に先取りしているとみている。
今晩は欧州で欧州経済見通し、米国では消費者信頼感指数、住宅価格指数が発表される
今晩予定されている経済指標・イベントについては、欧州委員会から冬季経済見通しが発表され注目度が高い。
ドイツのGDPは市場予想と一致で無難に通過したが、この経済見通しの結果がポンドやユーロ通貨の動向に影響を与えるだろう。
米国ではケースシラーとFHFAから住宅価格指数が発表予定で、特にケースシラーの結果は為替と先物に影響を与えやすい。
また、消費者信頼感指数の結果も発表予定でミシガン指数同様に80台をしっかりとキープできるかどうかが鍵。

市場予想以上の結果に好反応示すかもしれないが、これまで経済指標の悪化にかかわらず株価は上昇基調を保っている。
ここは利益確定の動きが出てくる可能性も視野に入れておくことが大切だ。
今晩は住宅、小売、太陽光など消費動向の注目度高い決算が発表される
日経平均先物は15000円を割り込んでのスタート、ドル安が進んでいることで売り優勢に進んでいるようだ。
米国ではトールブラザーズ、メーシーズ、ファーストソーラーなど個人消費の影響が大きい決算結果が相次いで発表される。
またダウ採用銘柄ではホーム・デポが決算を発表予定、どちらかと言えば内需関連は低調なモノが目立つので、注意が必要だ。
引け間際にはラガルドIMF専務理事による講演が開催され、各国の金融政策に言及するとみている。

日本株はドル高の流れに向かうかどうかが鍵だが、米国株はQE3の水準維持が株価を左右しやすい
したがって、米国経済指標や決算結果を好感した動きが優勢となるかもしれないが、先食いした分、上値は重いと想定している。
日本株は102.50円台をドル円がキープできれば、現状からの買い戻しも入りやすく、NYの影響はさほど大きくないと考えている。