あす(26日)の株式相場見通し=目先達成感で利食い優勢、軟調な上海株に要注意

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 あす(26日)の東京株式市場は、1万5000円台回復に伴う目先達成感もあり、利益確定売り優勢の地合いとなりそうだ。
 ここ日経平均株価は先物主導の裁定売買により上下に大きく振られる展開が続くが、実需面では国内要因からの手掛かり材料に乏しく、米国株と為替動向、この2つに左右される要素が大きくなっている。
 テクニカル面では、25日移動平均線を上回り、5日・25日移動平均線もゴールデンクロス示現が接近、足もとの東証1部騰落レシオも89%台と過熱感に乏しいことから、買いを躊躇する環境にはない。しかし、懸念されるのは軟調が目立つ中国・上海株の動き。きょうは他のアジア株が比較的堅調に推移していたことから影響は小さかったものの、さらに上海総合指数が下値を模索するようだと東京市場も神経質な展開を強いられそうだ。
 一方、米国株は再び景気実勢と金融政策の間合いを計る心理的な駆け引きが顕在化しているようにもみえる。量的緩和の縮小ペースなどにマーケットの関心が集まり、27日のイエレンFRB議長の議会証言を控えて、市場関係者の間ではこれを見極めるまでは積極的な売買を避けたいという思惑がみえる。
 日程面では、香港の10~12月のGDPが発表されるほか、米5年国債の入札を控える。また注目度が高いのは米1月の新築住宅販売で、改めて米景気の動向を確認するうえで重要な位置付けとなる。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)