富士フイルムが切り返す、中国に再生医療の現地法人設立を発表

 富士フイルムホールディングス<4901.T>は朝方に一時、前日比33円安の2947円まで売られたものの、全体相場が下げ渋るにつれて切り返す。また、同社は25日に、中国で再生医療事業を展開するため、上海市に現地法人「富士生物科技(上海)有限公司」を設立したと発表。これが下支え材料となっている面もあるようだ。同社は中国現法を通じて、先進医療技術の臨床応用を承認する中国の先進医療特例制度のもとで、15年を目標に表皮を培養する受託サービスを医療機関に提供していく。
 同社は現在、日本で唯一再生医療製品事業を展開しているジャパン・ティッシュ・エンジニアリング<7774.T>と共同で、経済産業省の「日本の医療機器・サービスの海外展開に関する調査事業」に採択された「中国・タイ王国における再生医療実用化プロジェクト」を推進中。このプロジェクトを中国で推進するため、現地法人を設立するに至った。

富士フイルムの株価は11時7分現在2996円(△16円)