積極的な下値追いは敬遠、上値追いに向けた準備中…!?

様子見ムードの中で下値追いとなった昨日
※ご注意:予想期間は2月27日と表示されていますが、本日(26日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。

様子見ムードが漂う中、全般的に昨日はドル売りが優勢の展開でした。

200円超の上昇を見せた日経平均に後押しされたことで、東京タイムは上値を模索する動きでした。しかしながら不動産融資抑制の影響から中国株が下落したこともあり、前日に続いて102.60円台で上値を押さえられました。
しかしやはり下値は堅い
そして日経平均が先物で下落し始めた欧州タイム以降は、次第にドル売りが優勢となっていきました。「中国人民銀行が外貨準備の調整に伴うドル売りを持ち込んだ」との話が流れたことも、ドル売り優勢の流れを後押ししたと見られるところです。こうして概ね弱い米経済指標、利益確定売りが入ったNYダウを抱えるNYタイムには、102円割れを窺うところまで下値を拡大していきました。

もっとも102円割れを示現するほどの勢いはなく、102円前半に展開する分厚いドル買いオーダーに阻まれて大きく割り込むことはありませんでした。
本日は102円割れの有無がポイントだが…
こうして“102円半ばでのもみ合い”から下放れした格好となっていることから、本日は“さらなる下値追いの有無”に注目が集まるところです。

下値を支えてきた感のある日足・一目均衡表先行スパンの雲の下限は、急激に切り上がって本日は102.18円に展開していますが、同水準には同転換線(102.10円)や20日移動平均線(102.14円)も集まっており、「これらを明白に突破できるか?」に注目が集まると見られるからです。
“上値追いに向けた準備中”は健在…!?
一方で、“同水準”にはドル買いオーダーが“ビッシリ”と並んでおり、割り込むにはかなりのパワーを要すると見られます。寒波の影響にて、米新築住宅販売件数が“昨日と同様”の悪化となる可能性は否定できませんが、翌27日にはイエレンFRB議長の上院議会証言が控えるスケジュール感です。そうした中で20日安値(101.669円)と100日移動平均線が(101.692円)が横並びのテクニカルは、「102円割れてもストップロスはかかりにくい」と見ることが可能です。

マーケットは波乱含みの様相を見せており、“102円半ばのもみ合い”からも下放れした格好です。それでも“下値は堅く”、“上値追いに向けた準備”を着々と進める中で、“積極的な下値追いは敬遠される”展開を想定したいところです。
ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:103.241(ピボットハイブレイクアウト)
上値4:103.000(大台)
上値3:102.931(1/31高値、ピボット2ndレジスタンス
上値2:102.823(2/21高値、日足・一目均衡表基準線)
上値1:102.680(2/24-25高値)
前営業日終値:102.221
下値1:102.149(20日移動平均線、日足・一目均衡表先行スパン下限/転換線)
下値2:101.970(2/25安値、大台)
下値3:101.917(ピボット1stサポート)
下値4:101.693(100日移動平均線、2/20安値、ピボット2ndサポート)
下値5:101.243(2/6安値、ピボットローブレイクアウト)

※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔マーケット・チェック15分Webセミナー〕にて公開。

12:02 ドル円 抵抗・支持ライン追加