<動意株・26日>(前引け)=APLIX、仁丹、岡部

 アプリックスIPホールディングス<3727.T>=急反騰。同社は携帯電話用ソフト開発が主力だが、14年12月期営業損益は3期連続赤字となる20億円の損失見通しと業績は低迷。しかし株価は、ボラティリティに富み短期筋の注目度が高い。17日に、同社が手掛ける近距離の位置情報通知用機器「ビーコンモジュール」をKDDIが採用したと発表したことが人気再燃の背景となっており、直近は付加価値バージョンのビーコンモジュールの出荷を開始したと発表したことなども手掛かり材料に、引き続き値運びの速さに追随する個人投資家資金などを呼び込んでいる。

 森下仁丹<4524.T>=急伸。同社はこの日、オリックス環境と共同でバイオカプセルを活用して電子基盤などの固体廃棄物からレアメタルや貴金属を回収する実証実験を開始しすることを発表、これが好感されている。廃棄されたテレビ、パソコン、携帯電話などに含まれる電子基板には、金やパラジウムなどの貴金属が含まれている、微量のため既存のリサイクル方法では採算が合わず廃棄され、未利用資源が都市鉱山に埋もれている。同社は合成高分子樹脂を皮膜とするシームレスカプセル技術応用の一環として、レアメタルや貴金属の回収が可能なカプセルの開発に取り組んでおり、独自のカプセル内部に吸着剤や特定の微生物を高濃度で保持させ、効率的にカプセル内部に非鉄金属イオンを取り込むことに成功している。

 岡部<5959.T>=4日続伸し新値追い。建設資材を主力とする金属材を手掛けているが、高採算の耐震・免震構造機材が好調で収益を牽引している。同社が販売する耐震柱脚システム「ベースパック」の引き合い旺盛、13年12月期経常利益は前期比36%増の65億8800万円、続く今期も2ケタ近い増益で70億円台に乗せてくる見通しにある。これに伴い中期計画の17年度経常利益目標70億円を上方修正、一気に100億円へと引き上げており、「成長力を評価する動きが、一部の足の長い資金の買いに反映」(市場関係者)されているもようだ。

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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)