日経平均は、15000円割れの大引け

「年初来、勝ち無しの木曜日」を控えて、やる気無しか
年初来、勝ちがまったくない木曜日が明日に控えていることもあってか、心理的には、「明日下がるなら、今日はやめておこう」という程度の判断も、けっこう馬鹿にならないほど影響しているかもしれません。
それもあってか、本日は年初来負け無しできたはずの水曜日ですが、なんと二週連続で下落の水曜日となりました。
微妙な15000円
ちょうど、半値戻し近くがこの15000円ですから、この手前で日経平均が足踏みしていることになります。
価格帯別出来高動向を見ましても、15400円あたりから俄然「しこり」玉が想定されている価格帯ということになります。
現状の水準ではそこまで行っていないので、明確な売り圧力までは見られません。
増田足
大引け段階では、6色帯や、先読みなどに大きな変化がでているわけではありません。
2月5日以降の流れでは、上昇チャネルが形成されているように見えますから、その途中の押し目でしかない、という一日です。
例の5日移動平均線は、25日線を下から上に突破しているので、ミニゴールデンクロスは完全に形成されました。
ドル円は、5日線、25日線、75日線の密集地帯にあります。
金価格上昇が止まらない
さまざまな見方はできますが、インフレ期待が無い以上、やはり景気回復、物価上昇を織り込む動きというよりは、むしろ年初から株式市場が世界的に下落調整した間、逆にヘッジ買いの対象となっていた可能性のほうが高いでしょう。
2012年10月5日のNY金価格高値から、都度の高値に沿って線を引きますと、上値抵抗線(レジスタンスライン)が綺麗に引けます。
しかも、昨年12月20日を底として、金価格はこのレジスタンスを突破したことになります。これは週足で見ると、より鮮明にわかります。
さらにボリンジャーバンドを重ねてみますと、日足にしろ、週足にしろ、バンドの極小化から拡大へ転じたところですから、短期的にも、中期的にも、これでまだ反発・上昇が終わったとは言いがたいものがあります。
もし、金買いがヘッジとして完全に有効性を発揮しているのであるとしたら、ドル円、あるいは米国株式市場というものは、目先、上値を取りにいくというよりは、むしろ下落するリスクが潜在していることになります。

個人的に、非常に懸念しているのは、この金価格の上昇が、思った以上に「止まらない」という事実です。
1300ドルあたり、つまり産金業者の生産コストまで戻ったところで、とりあえず上昇一服か、と想定したのですが、まだその兆候は見えません。
一応、日足で見ますと、MACDのヒストグラムのプラス幅が縮小に入ってきていますので、ことによると、上昇の勢いが次第に後退してきているということですから、反落調整のタイミングが控えているのかもしれません。
が、それも仮に、このモーメンタムの失速が出たとしても、上昇トレンドが崩れるというよりは、ガス抜き的な一時的調整にとどまる可能性もあるわけで、まだまだ金価格の相場、予断を許さない状況ということが言えそうです。