<マーケットアイ> どう動く海外投資家、売り越しも一時的?再攻勢の機会うかがう(3)

 今後焦点となるのは、日銀の追加金融緩和だ。今月18日の日銀金融政策決定会合の結果発表では、「貸出増加支援資金」などの拡充を評価し大幅な円安・株高を演じている。

 広木氏は「外国人投資家は日銀の追加緩和姿勢を注視しているだろう」とし「早ければ3月の日銀会合で追加緩和のアクションがあるかもしれない」と予想している。

 同様に「外国人投資家は日本株に再度買いを強める可能性はある」とSBI証券の藤本誠之シニアアナリストもいう。「日銀の追加緩和が外国人投資家の買い姿勢を強めさせる要因となる」ことに加え「4月の消費税増税後も日本経済が底堅い情勢となった場合、見直し買いを入れる要因にもなり得る」と話す。

 同氏は「日銀の追加金融緩和は消費増税後の4月以降ではないか」とみている。

 日銀の追加金融緩和ではETF(上場株式投信)の買い増しや「2014年までの2年間」と区切っている時間軸の延長を予想する声がある。

 「日銀が追加緩和に動いた場合のインパクトは大きく、外国人はその時期を探っているだろう」と広木氏はみている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)