東京株式(大引け)=47円安、商い盛り上がらず続落

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 27日の東京株式市場は前日終値を挟んでの往来、下値には押し目買いが観測されたものの、後場後半は先物などを絡め売り圧力が強まり、水準を切り下げマイナス圏で引けている。
 大引けの日経平均株価は前日比47円安の1万4923円と続落。東証1部の売買高概算は22億4916万株、売買代金概算は1兆9778億円。値上がり銘柄数は440、対して値下がり銘柄数は1224、変わらずは117銘柄だった。買い手控え感の強いなか売買代金は3日連続で2兆円台を割り込んだ。
 きょうの東京市場は、前日のNYダウが小幅高で着地したが方向感に乏しく、売り先行でスタート。その後、企業の業績評価や配当狙いの押し目買いに下げ渋り、中国・上海株が底堅い動きをみせたのを横目に一時プラス圏に浮上した。ただ、市場エネルギーを欠くなかで主力株への買いは続かず、再びマイナス圏に。ウクライナ情勢など地政学リスクが意識されたほか、米国での現地27日のイエレンFRB議長の議会証言を控え、模様眺めムードが支配的となり、後場後半は下値を探る展開を余儀なくされた。
 個別では、パナソニックが堅調、ファナック、富士電機も買われた。CVSベイが急伸、椿本チエイン、エンシュウも値を飛ばしている。アネスト岩田が高く、JIN、渋谷工なども上値を伸ばした。新生銀も活況高となった。半面、三井住友が安く、任天堂も大幅安。ファーストリテも下げた。アイロムHD、Jフロント、アイフルが値を下げ、楽天も売られた。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)