あす(28日)の株式相場見通し=週末・月末重なり売り先行、1万5000円突破には力不足

3d63dddd4

 あす(28日)の東京株式市場は、週末と月末が重なることもあり、利益確定の売りが出やすい地合いとなりそうだ。27日まで、東証1部の売買代金が3日連続で2兆円を割り込むなど、売買エネルギーの低迷が続くなか、ウクライナ情勢に端を発した地政学的リスクの拡大懸念も上値を押さえる要因となりそうだ。
 市場関係者からは「27日の日経平均株価の動きを見ていると、後場寄り付き直後に一時、1万5000円を上回る場面があったものの、短時間で下に跳ね返された。改めてこの水準の上値の重さを感じさせられた。外国為替相場で1ドル=102円台前半の価格帯で、円が推移しているあいだは、市場エネルギーが大きく膨らむ好材料が浮上しない限り、1万5000円を大きく超えることは難しそうだ」との声が出ていた。
 日程面では、1月の鉱工業生産指数(速報)、1月の消費者物価指数、1月の家計調査、1月の完全失業率、1月の新設住宅着工戸数、1月の商業販売統計、国産ロケット「H2A」23号機打ち上げに注目。海外では、米10~12月のGDP(改定値)、2月のユーロ圏消費者物価、1月のユーロ圏失業率が焦点に。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)