米国市場は続伸を想定も、イエレン発言が鍵を握る

27日のNY株式市場はナスダック主導で買い先行スタートの期待も、FRB議長発言の注目度は高い
時間外取引のCME米国株式指数先物は続伸、ナスダック総合指数先物が強含みで引き続き14年ぶり高値更新の期待が高まっている。
東京株式市場は続落も、他のアジア市場は軒並み底堅く推移しており、リスク選好姿勢が強まっているようだ。
しかしながら、経済指標の結果に逆相関性がある以上は、イエレンFRB議長の発言内容が重視されると思われ、特に雇用情勢に関するスタンスは要注目。
マーケットに想定外の内容が伝わる可能性は低いが、仮に3月のFOMCでも債券購入縮小示唆となれば、債券市場からマーケットは大きくブレることも視野に入れておくべきだろう。
強含みに推移しそうだが、何が起きても不思議でないことは心しておくことが大切だ。
今晩は欧州で製造業信頼感指数、米国では耐久財受注や失業保険動向が発表される
今晩予定されている経済指標・イベントについては、ユーロ圏で鉱工業信頼感、ドイツでCPIの速報値が発表される。
特にドイツのCPIは為替に大きなインパクトを与える可能性、ドイツの雇用統計も景況感測る上で重要な指標として要注目だ。
米国では耐久財受注の結果がポイント、この指標は週末のシカゴPMIや来週のISM指数の行方を占う指標として注目度が高い。
ここまで経済指標の結果にほとんど反応していないが、22時半の発表時刻は為替・先物の動向ともにチェックしておくべき時間帯となるだろう。
新規失業保険申請件数は、来週の雇用統計を占う指標となりそうだが、雇用については緩和長期化を意識するものとして目立った反応はなさそうだ。
今晩はベストバイの決算結果に注目、地政学リスク、ドラギ発言も注目材料
日経平均先物は日中終値をはさんだ値動き、欧州経済指標やウクライナ情勢、米経済指標の発表まで様子見機運が強いだろう。
これまで経済指標の結果とは対照的に、企業決算の結果は総じて堅調な数値を発表している。
今晩はベストバイの結果が最もインパクトあるとし、引け後のGAPは明日の時間外先物を左右することになりそうだ。
地政学リスクについては、小康状態が保たれるとしても、ロシアが簡単に引き下がるシナリオは考え難く、新着ニュースに過敏な反応示すことになりそうだ。
したがって、今晩の米国株式市場についてはイエレン発言と明け方のドラギECB総裁発言で株価はプラス推移を想定も、ウクライナ情勢の緊迫または緩和報道が決め手になると考えている。
日経平均先物にとっては難しい夜となるだろう。