けっきょく、年初来8連敗の木曜日

後場、危惧した通り、一段高の後、失速
後場は、前場引けで想定したように、一段高ではじまりました。
あとは、後場後半に失速しなければよかったわけです。ところが、やはり13時45分ごろから仕掛けがはいったように思いますが、いきなり急落して、前日比マイナスに舞い戻りです。
14時には、マイナス圏に落ち込み、14時5分には後場の安値14891円まで下落。その後は再び切り返したのですが、けっきょくプラス圏にはわずかに足らず、失速。
仮にも、年初来7連敗の木曜日が初の上昇で終わるということになると、これはこれで逆に大変な心理的足かせがはずれる効果を持つはずでした。
しかしながら、けっきょく大引けはこれで8連敗の木曜日ということになりました。
増田足
6色帯は、3日連続で「白」。
日経平均の3日足に、ボリンジャーバンドをかけますと、これで3日足が、中心線を請えて来ていることがわかります。
+1σ(シグマ)を請えてくるようですと、先週指摘しました、バンド幅の極小化が始まります。
本日すでにその萌芽が見られます。
バンドが極小化した後というのは、往々にして大きく上に跳ねますから、ここでこの流れは失速しないでもらいたいところです。
日経平均の「先読み」は、まだブルー、ピンクが混在の横這い想定です。
ドル円と金価格、いずれも停滞続くか
<ドル円と金価格の逆相関性>
昨日指摘した金価格上昇ですが、これを逆相関性が高いとふつう言われているドル円vs金価格で比べてみましょう。
基本的には、金価格がドル表示であるためです。

<連銀政策の転換>
現在、世界的な経済・金融市場を大きく転換させているものは、言うまでもなく米国連銀の政策変更です。
昨年5月にバーナンキ前議長が示唆したところから、にわかに市場を揺がせる大問題となりました。

<金価格も頭打ちか>
この時期、金の上値は1400-1450ドル近辺でした。
また、ドル円のほうは100-103円というのが、上値目処になっています。
おそらくこれがひとつの均衡点であろうと仮説できます。
ドル円は、102円台で推移していますから、あともう少しの上昇余地。
一方金価格は、1340ドルあたりです。どちらも1%内外の上値余地というところでしょうから、双方、かなりこの点でもすでに均衡しているといえます。

<連銀とドル円・金価格>
問題は、連銀の政策の進行度合いというものが、今後どうなるかで、この金や株価の動きが決定される、ということも考えられるわけです。
ドル円は日米金利差であるとすれば、裏側には米国長期金利の動向がそのまま反映されると考えられます。
かねてから解説していますように、米国は資産買い入れは縮小させていものの、低金利政策は長期化するという方針を連銀が出している以上、ドル円も、また米長期金利も、そうそう目先どんどん上昇していくということは考えにくいわけで、それと逆相関になっている金価格は、ドル円や米長期金利のどちらかというと押しが入りやすい停滞に対して、むしろ逆にどちらかというと上がろうとする停滞局面になってきているといえるでしょう。
この場合ドルと米国株は連動性が高い関係になっている相場ですから、ドル高と株高がほぼセットで発生する状況となっています。