ウクライナ情勢悪化でリスク回避へ

個人投資家予想レンジ(ドル円)
101.79円(ボリンジャ―1σ)~102.55円(ピボット抵抗)
現在のレートは101.87円です。(20:20)

意外にも102円台回復の予想が多くなっています。
今夜安値更新となると、一段と大崩れしそうですが、昨日から下落予想に傾いていましたので、利益を出している人が大勢いそうですね。
<今夜の注目経済指標>
22時30分発表
「米・耐久財受注/除輸送用機器」注目度★★★★
前回:-4.3%/-1.6% 予想:-1.6%/-0.3% 前回10分間の変動幅 -41pips 
個人投資家の予想は
62%が買い(円安)
38%が売り(円高)という結果になっています。

「米・新規失業保険申請件数(前週分)」注目度★★★★
前回:33.6万件 予想:33.5万件 前回10分間の変動幅 +9pips 
個人投資家の予想は
70%が買い(円安)
30%が売り(円高)という結果になっています。

昨日は「新築住宅販売件数」が予想40.0万件に対して結果46.8万件となったことで、60銭もの上昇をみせました。
しかしながら、今夜は多少良い結果が出てもウクライナ問題で下げている中で売り場を提供するだけとなってしまいそうです。
しかし、前回強烈に下げた「耐久財受注」の発表があり不吉な予感が漂います。
<今夜はどうなる!>一目均衡表の雲が支えられるか!?
市場では悪いニュースが頻発しています。
ビットコインの問題は為替市場にほとんど影響がないものの、先導しているウクライナ情勢の悪化に加え、中国のシャドーバンキング問題もいよいよ表沙汰になってきました。
こういう時は、何故か経済指標も悪いものが出るというアノマリーがあり、市場のセンチメントはかなり悪化しているようです。

ここで、問題となっているウクライナについてみておきましょう。
ウクライナは、東ヨーロッパの国の1つで、ユーロには属していません。
東にロシア、西にポーランドがあり、トルコも近い為、地政学的リスクから売られやすいのはユーロやトルコリラということになります。
人口は4500万人、GDPは約1800億ドルです。
ちなみに、先日問題になったアルゼンチンのGDPが約3200億ドルです。
GDPは小さいですが、前政権が崩壊した後、新政権が発足するというタイミングでロシア軍が軍事演習を行うという噂が出ていることから、一気にリスク回避の動きが高まっています。
さらに20時台に「北朝鮮がミサイルを4発発射した。」という報道もあり、今後もどこから悪材料が出てくるか分からないといった状況です。

テクニカルでは、ドル円は日足の一目均衡表の雲を下抜けています。
このままNY市場を終えてしまうと、三役逆転となり本格的な下落トレンドが発生する可能性が高まります。

今夜は何が出てくるか分かりませんので、ウクライナ、北朝鮮、中国の他、ロシアの動きに要注目です。