東京株式(寄り付き)=米株続伸も様子見ムード継続

 28日の東京株式市場は売り買い交錯のなかもやや買い優勢でスタート、寄り付きの日経平均株価は前日比6円高の1万4929円と反発。前日の米国株市場はNYダウが74ドル高と続伸したが、外国為替市場では1ドル=102円台前半の推移と円が高止まりしていることから、主力株中心に模様眺めムードは強い。注目された前日のイエレンFRB議長の米上院銀行委員会での議会証言は、景気動向を見極めつつ量的緩和縮小のペースを再考することも可能という趣旨の発言をしたことで、市場全般に買い安心感が広がっている。一方、地政学リスクとして意識されるウクライナ情勢は、同国通貨が過去最安値をつけるなど動揺が収まっておらず、引き続き相場の不透明要因としてマイナスに作用する懸念がある。きょうは、週末と月末が重なることもあり株価水準に対する思惑も高まりやすく、1日を通じて先物主導で不安定な動きも想定される。業種別では、寄り付き時点でその他金融、空運、機械、医薬品、ゴム製品などが高く、紙パルプ、建設、不動産、小売、鉄鋼などが安い。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)