<動意株・28日>(前引け)=住友精化、洋ゴム、酉島製

 住友精化<4008.T>=大幅高。同社の14年3月期連結営業利益は従来予想の68億円から80億円(前期比91.3%増)に増額しており、好業績を評価する買いが下値を支えている。業績好調の背景は同社が手掛ける高吸水性樹脂が紙おむつ向けに高水準の伸びをみせていることだ。ここアジアでの乳幼児用紙おむつ市場が急拡大傾向にあるが、同市場の拡大はGDPとの相関が強く、「具体的には1人当たりGDPが4000ドルレベルに達すると普及が加速する」(市場関係者)といわれている。

 東洋ゴム工業<5105.T>=大幅高。同社の収益基盤である北米でSUVなど大型車用タイヤの販売が高水準の伸びを示しており、14年12月期の連結純利益は前期比2.2倍の250億円と急拡大する見通し。ここASEANでの事業展開も本格化する構えにあり、SUVなど大型車向け需要の開拓が期待される。

 酉島製作所<6363.T>=急反発。業績好調でここ押し目を継続的に拾う動きが観測されていた。日本企業のインフラ輸出が政策の後押しのもとで推進される方向にあるが、「同社は海外での海水淡水化プラントや火力発電向けプラントで足もと受注が急拡大」(証券系調査機関)しており、国内も上下水関連の更新需要を取り込んでいる。14年3月期の連結営業利益は前期比93%増の10億円を見込んでいる。なお、野村証券が27日付リポートで、投資判断「バイ」でカバーを再開、目標株価は1850円に設定している。

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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)