東京株式(大引け)=82円安、円高など嫌気して続落

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 28日の東京株式市場は前日の米国株市場が続伸したこともありやや買い優勢でスタートしたが、その後為替が円高に振れたことなどを受け売り圧力が強まった。大引けにかけては下げ渋ったものの戻しきれなかった。
 大引けの日経平均株価は前日比82円安の1万4841円と3日続落となった。東証1部の売買高概算は23億2834万株、売買代金概算は2兆2479億6000万円。値上がり銘柄数は487、対して値下がり銘柄数は1174、変わらずは122銘柄だった。売買代金は後場膨らみ、4日ぶりに2兆円大台に乗せている。
 きょうの東京市場は、前日の米国株が高かったものの、模様眺めムードの強い展開だった。注目された前日のイエレンFRB議長の米上院銀行委員会での議会証言は、景気動向を見極めつつ量的緩和縮小のペースを再考する含みを残したことで安心感につながったが、東京市場では引き続き動揺が収まらないウクライナ情勢などを意識して積極的な買いは入りにくかった。外国為替市場で1ドル=101円台後半に円高が進行すると、株価指数先物への断続的な売りが裁定解消売りを誘い、全般相場は一時200円安近くまで売られる場面もあった。
 個別では、ソフトバンクが大幅安となり、トヨタ、ホンダなども冴えない。フォスター電が急落、エイチーム、JIN、ヒューリックなども安い。ファーストリテも値を下げた。半面、酉島製が急騰、ヤマウラ、サカイオーベなども値を飛ばした。キヤノン、三菱自なども堅調、住友精化、チタン工なども買われた。川田TECH、富士紡HD、渋谷工、ドワンゴなども高い。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)