【小幅安】再度100円台突入も? OANDA Japan 佐藤 甲

【予想レンジ】100.80-102.00 【予想時刻】2014年2月28日 18:00
昨日の米国時間に発表された耐久財受注は市場予想に反し好結果となったのに対し、週間新規失業保険申請件数は市場予想よりも弱い結果となり強弱入り乱れる結果となりました。
市場はサプライズとなった耐久財受注の結果を受けそれまで続いていた円買い、ドル買いの流れから円売り、ドル売りのリスクオン地合いに変化していきました。
イエレン議長の上院での議会証言からは目新しい材料を見出すには至りませんでしたが、米国債が買われ、10年債利回りはさらに低下となり、ドル円の上値を重くしました。
本日のアジア時間は早朝に発表された本邦の消費者物価指数が強含んだこともあり、日銀の追加緩和観測が若干後退したことからドル円は上値の重い推移となり、101円台中盤まで押し込まれました。

本日は欧州時間にはユーロ圏の消費者物価指数の速報値、米国時間にはGDPの改定値、シカゴPMI、ミシガン大消費者信頼感指数の確報値の発表が予定されています。
ユーロ圏の消費者物価指数は弱い結果が出ると対ユーロで円も買われドル円の上値の重しとなる可能性が高いと思われます。
市場予想では寒波の影響などからGDPは速報値からの下方修正が予想されていますが意外に強い可能性も予想以上に悪い可能性も両方考えられることから、発表前後には注意が必要です。
また、市場はシカゴPMI、ミシガン大消費者信頼感指数など寒波によるノイズの少ない2月の最新のデータにも注目と考えられ一喜一憂相場は続きそうです。
本日は経済指標の結果次第では上下どちらかに大きく動く可能性も秘めていると考えられます。新築住宅販売、耐久財受注と強い経済指標が続いたことから米国経済の回復基調の減速懸念が弱まってきていると考えられ、強い結果が続くとリスクオン地合いが強まる可能性も想定できますが、弱い経済指標が続く、または、さらなる米国債利回りの低下、ウクライナ情勢の緊迫化などが意識され、安値後切り下げる状態となったときには本日のサポートである101.55、さらには17日のサポートである101.40を守れるかどうかに注目が集まります。
このラインを破られると再び100円台突入も視野にいれなくてはならなくなります。