来週の為替相場見通し=米2月雇用統計が焦点に

 来週の東京外国為替市場の円相場は、ウクライナ情勢の行方に加え7日発表の米雇用統計への関心が集まりそうだ。全体的には、円高を意識する展開が見込まれる。予想レンジは1ドル=100円50~103円00銭、1ユーロ=138円00~142円00銭。この週は、週末にかけウクライナ情勢が緊迫化した。これを受けリスク回避による円買いが膨らみ、101円台半ばまで円高が進行した。ウクライナ情勢に関しては不透明部分が大きく、当面は相場の波乱要因となりそうだ。また、来週は週末の米雇用統計に向け米国経済指標に一喜一憂する展開が予想される。3日のISM製造業景況指数や5日のADP雇用統計など注目されそうだ。また、6日の欧州中央銀行(ECB)理事会の内容なども関心を集めている。7日の雇用統計は、現時点で非農業部門雇用者数は15万人程度の増加が予想されているが、その内容次第で量的緩和政策へ影響が出る可能性もある。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)