ドル円相場が相場の重石に

3月3日も軟調な展開か
本日の日経平均は前日差82.04円安の14,841.07円で引けました。

前日の米国市場では、イエレンFRB議長が、景気動向次第で
量的緩和の縮小ペースを落とすことを示唆したことなどから、
上昇して引けました。しかし、ウクライナとロシアとの緊張の高まりや、
中国人民元の下落を背景に、円高が進んだことなどが相場の重石となり、
日本株は連れ高とならず、前日に続き軟調な展開となっています。

本日朝方に発表された1月の鉱工業生産指数は、
前月比+4.0%と市場予想を上回る高い伸びとなりましたが、
製造工業の生産予測指数は、3月の予測が前月比▲3.2%と、減産が見込まれています。
今回の生産の大幅な伸びは、一時的な消費増税前の駆け込み需要への対応による
ものとの見方から、市場では好感される材料とはなりませんでした。

18:30現在、日経平均先物は14,850円近辺で推移しており、
やや値を戻しています。

欧州株も前日比小幅高で始まっていますが、
現在はマイナスに転じています。

明日(3月1日)、中国の製造業景況感(2月)が発表される予定ですが、
引き続き景気の弱さを示す内容になる可能性が高いとみられます。

中国の景気減速がより意識されることで、
為替相場が更なる円高・ドル安に触れる可能性もあることから、
翌週3月3日の日本株も軟調な展開を予想します。