◎欧米外為市場サマリー

 28日のニューヨーク外国為替市場の円相場は1ドル=101円86~87銭と前日に比べ20銭強の円高・ドル安。対ユーロでは、1ユーロ=140円57~61銭と同60銭弱の円安・ユーロ高だった。 
 ウクライナのクリミア自治共和国でロシア軍が空港を占拠したと伝わるなか、ウクライナ情勢の緊迫化を受けリスク回避の円買いが優勢となった。
 この日発表された2月シカゴ購買部協会景気指数は59.8と市場予想(56.4)を上回るなど、底堅い経済指標を好感し、ドルは102円30銭まで上昇する場面があった。ただ、その後、ウクライナ情勢の緊迫化が伝わると、ドルは101円80銭前後へ下落した。
 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.3799~800ドルと同0.0090ドルのユーロ高・ドル安だった。この日発表されたユーロ圏2月消費者物価指数・速報値が前年同月比0.8%上昇と市場予想(0.7%上昇)を上回り、欧州中央銀行(ECB)の追加利下げ観測が後退したことから、ユーロは買われた。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)