ウクライナ情勢のみとなっているのが…?

ウクライナ情勢緊迫!リスク回避が再燃…
※ご注意:予想期間は3月4日と表示されていますが、本日(3日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。

ECB(欧州中央銀行)による追加緩和観測は後退し、米経済指標も概ね好内容でした。しかしながら根強いウクライナ情勢緊迫化がリスク回避姿勢が継続し、ドル円の上値に重く圧し掛かりました。

米GDP改定値は速報値から下方修正(+2.4%)されたものの、個人消費は依然として高い伸びを維持するなど、概ね想定の範囲内でした。一方でシカゴPMI/ミシガン大学消費者態度指数・確報値は事前予想を上回ったことから、一時は102.30円付近まで値を戻す場面を見せました。しかし緊迫化するウクライナ情勢が170ドル超上昇していたNYダウに調整をもたらすなど、その後は上値を削る展開でした。こうして100日移動平均線(先週末段階で101.778円)こそ何とか終値ベースで維持したものの、101円台に値を落として先週並びに先月の取引を終えています。
しかし今週は米雇用統計ウィーク!中国の景況感も…
こうして何とか先週末は下値を支えてくれましたが、週明けの本日早朝に目先の下値メドである17日安値(101.383円)を割り込んできました。ウクライナ情勢を巡る思惑が、もう一段のリスク回避姿勢を高めた格好となります。

こうなるとウクライナ次第では、リスク回避姿勢に拍車がかかる展開も想定しておかなければならないことになります。しかしながら一方で、本日は中国HSBC製造PMI/ISM製造業景況指数にも注目が集まるところです。特に後者は週末の米雇用統計の前哨戦でもあることから、結果を見るまで一方向に向けたポジショニングは入りづらいと見ることが可能です。
下方向へ傾斜しすぎ…?
月足が陰線を描いたことから、下方向への思惑がやや台頭しやすくなっていることは事実です。しかしその思惑も、やや下方向に傾斜しすぎている感が否めません。

思惑に反して下方向に抜けた直後ですので、ここは“一歩引いて様子見”に徹する局面となりますが、それでも“神経質な睨みあい”を基本に据えたいところです。
ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:102.823(2/21高値)
上値4:102.680(2/24-26高値、ピボット2ndレジスタンス)
上値3:102.440(2/27高値)
上値2:102.288(日足・一目均衡表先行スパン下限、2/28高値、ピボット1stレジスタンス)
上値1:102.034(日足・一目均衡表転換線、大台)
前営業日終値:101.860
下値1:101.778(100日移動平均線)
下値2:101.556(2/28安値、ピボット1stサポート)
下値3:101.383(2/17安値
下値4:101.243(2/6安値)
下値5:101.169(ピボット2ndサポート)

※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔マーケット・チェック15分Webセミナー〕にて公開。

10:52 ドル円 抵抗・支持ライン追加