外為サマリー:一時1ドル101円20銭台の円高、ウクライナ情勢受け円買い強まる

 3日の東京外国為替市場の円相場は、午前10時時点で1ドル=101円31~32銭近辺と前週末午後5時時点に比べ34銭の円高・ドル安。対ユーロでは1ユーロ=139円56~60銭と同14銭の円安・ユーロ高で推移している。
 円相場は、午前8時40分過ぎに一時101円21銭まで円高が進んだ。ウクライナを巡り軍事的緊張が高まるなか、低リスク通貨である円には買いが流入し2月初旬以来、約1カ月ぶりの円高水準をつけた。101円20銭台まで円高が進んだ後は、101円30銭台までやや円安方向に値を戻したが、円売りの勢いは弱く横ばい圏での動きが続いている。スイス・フランとともに円には買い需要が膨らんでいる。
 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.3775~76ドルと前週末に比べ 0.0060ドルのユーロ高・ドル安。先週末の28日発表されたユーロ圏2月消費者物価指数・速報値が前年同月比0.8%上昇と市場予想(0.7%上昇)を上回り、欧州中央銀行(ECB)の追加利下げ観測が後退したことから、ユーロは上昇している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)