雇用統計とリスクオフ!今週から来週にかけてドル円は弱い?

先週のドル円はウクライナ情勢を受けレンジを下にブレイク
先週の私の予想は、レジスタンスを102.80、104.00、サポートを102.10、101.50として週後半まで横ばい推移後、どちらかに抜けた方についていくというもので、どちらかというと上に抜ける可能性が高いと考えているというものでしたが、結果はご覧のとおり下方向へのブレイクとなりました。

これは、ウクライナ情勢に対するリスク回避によるものですが、3月1日にはロシア連邦上院(連邦会議)がウクライナ領内での軍事力行使を承認しており、更に緊迫した状況になってきています。

また、もしもロシアがウクライナへの軍事介入をおこなうようであれば、西側諸国がロシアに対しての経済制裁に踏み切るとみられています。

雇用統計とリスクオフ!今週から来週にかけてドル円は弱い?
今週の主な経済イベントは以下の通りで、主要な経済指標が目白押しとなっております。

3日
 24:00 2月米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景気指数

4日
 12:30 豪準備銀行(RBA)政策金利発表

5日
 09:30 10-12月期豪国内総生産(GDP)
 22:15 2月ADP全米雇用報告
 24:00 カナダ銀行(BOC、中央銀行)、政策金利発表
 24:00 2月米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業指数

6日
 21:00 英中銀金融政策委員会(MPC)2日目、終了後政策金利発表
 21:45 ECB定例理事会、 政策金利 
 22:30 ドラギECB総裁、定例記者会見
 
7日
 22:30 2月カナダ雇用統計
 22:30 2月米雇用統計

こういった状況の中で、発表される数値は特に米国については寒波の影響もあり弱めの数字になりやすいものと考えられます。

また、上述の通りウクライナ情勢が緊迫した状況となってきている中でリスク回避的な動きになりやすいとも考えられます。

テクニカル的には、先週のレンジブレイク、また一目均衡表で日々線(価格)が雲を下抜けたこと、均衡表が逆転(基準線が転換線を下回ったこと)を受けて上値の重い展開を予想しており、戻り売りを考えています。

レジスタンスは、102.10前後(基準線・転換線)、その上が一目の雲の下限
サポートは、101.37(2月17日の安値)、その下が100.70前後(2月初旬の安値)
3.11は変化日か?
3月11日に雲のねじれが見られること、更に日足で過去3月11日前後を見るとアニバーサリーデイト(相場が転換するケースが重なっている日)にも見受けられるため、3月11日前後は変化日となる可能性を考えています。