<動意株・3日>(前引け)=ワッツ、大研医器、ザイン

 ワッツ<2735.T>が一時、ストップ高と急伸。同社は先週末2月28日、東京証券取引所から3月7日付で2部市場から1部市場への指定を受けたと発表したことが好感されている。東証1部指定によるTOPIX採用に伴い、機関投資家の新たな組み入れニーズが発生することへの期待感が膨らんでいる。

 大研医器<7775.T>=堅調。同社は28日に、岡山大学と共同開発した「クーデックアイクール」の製造販売承認を取得したと発表。この製品は心肺停止患者の脳を冷却できる世界初の体温調節装置システム。心肺停止時に、脳を低温に保つと神経細胞の死滅を防ぐ効果があるとされているが、現在は患者に対して冷却シートを体表に密着させて全身の体温を下げる方法「低体温療法」が行われるのが一般的。ただ、この療法では心拍再開まで施行できないことや、脳の冷却に時間がかかることなどの課題があった。

 ザインエレクトロニクス<6769.T>=ストップ高。この日の朝方、半導体大手の米クアルコムの子会社に独自技術「V-by-One HS」をライセンス供与したと発表しており、これを好感した買いが入っている。同技術は4Kテレビに代表される高精細画像の高速伝送が必要な市場を始め、事務機器、セキュリティ、ロボティックス、アミューズメント、車載インフォテイメントなどの分野に適用される技術。よりスマートで、よりコスト抑制可能な伝送技術として、ザインが開発した。

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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)