午後:債券サマリー 先物は続伸、ウクライナ情勢緊迫化で買い優勢

 3日の債券市場では、先物中心限月3月限は続伸。ウクライナ情勢の緊迫化を背景に、先物は昨年4月以来の高値水準、10年債利回りは昨年5月以来の水準に低下した。
 後場の先物は145円27銭でスタートし、一時145円28銭まで上場した。1日に発表された2月の中国製造業PMIが3カ月連続で低下したことで、中国経済の先行き懸念も台頭。日経平均株価が下落し、為替が円高に振れるなか、安全資産とされる債券にはリスク回避目的の買いが流入した。この日は、「残存期間1年以下」と「同10年超」の買いオペが実施され、応札倍率はそれぞれ3.97倍、4.07倍となった。あす4日は10年債(発行予定額2兆4000億円程度)の入札が実施される。
 この日の先物3月限は145円25銭で始まり、高値は145円31銭、安値は145円20銭、終値は前週末比7銭高の145円24銭。出来高は2兆1560億円だった。10年債の利回りは前週末比0.005%低下の0.575%、20年債は同0.015%低下の1.420%、30年債は同0.020%低下の1.620%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)